DTM関連用語集 英数

数字

2ミックス(ツーミックス)

ステレオトラックのこと。
特にミックスダウン後に出来あがったステレオファイルを指すことが多い。
L(左)チャンネルとR(右)チャンネルの2つのチャンネルで1つの音楽ファイルとなるのでこう呼ぶ。
「トゥーミックス」と発音すると某音楽ユニットの名前っぽくなる。

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4つ打ち

4/4拍子の曲で、バスドラムが四分音符間隔で打ち鳴らされるリズムのこと。
一小節中にバスドラムが4つ鳴らされるのでこう呼ばれる。
主にダンスミュージックでよく使われる。

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A

AAC(エーエーシー)

音楽の圧縮フォーマットのひとつ。
いくつかの種類があり、一般的に曲を視聴するためには「AAC-LC(AAC Low Complexity)」という形式を使うことが多い。
音質はMP3より優れているらしいがどっこいどっこいという気がしないでもない。
低ビットレートではAACのほうが優れていると思うが、高ビットレートではあまり顕著な違いはない。

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ACID(アシッド)

Sony Creative Software社が開発しているDTMソフト。
一応DAWに分類されるが、初期バージョンではMIDIを扱うことは出来なかった。

通常DAWにオーディオファイルを読み込んだだけではオーディオファイル自体に何も加工処理はされず、オーディオファイルのテンポやキーなどは読み込む前のままである。
ACIDでは、専用のオーディオファイル(アシッダイズファイルという)を読み込むと、ACID側で設定されているテンポやキーに自動で合わせられるという今までになかった機能が搭載されている。
つまりオーディオファイルをMIDIのように(とは言いすぎだが)柔軟に扱うことが出来る。

この手軽さが受け、一時は結構ブームになった。
特に音楽理論などの知識が一切なくても曲が作れるという触れ込みで(実際ソニーがそう宣伝したのかは知らないが)、事実ACIDの画面にドラムパターンやベース、ギターなどのアシッダイズファイルを放り込んでいくだけで簡単に楽曲が作成できる。

しかしこの手法で作成できるのはループミュージックと呼ばれるものがほとんどで、センスの良い楽曲を作るのは素人にはやはり難しい。
またアシッダイズファイルは通常のサンプリングCDではなくそれ専用のものを購入する必要がある。
(通常のオーディオファイルを自分でアシッダイズファイルにするツールもあるが)
最初の敷居こそ低いが、そこからステップアップするには相応の努力や出費が必要となる。
これらの理由でブームは長続きしなかった。
とはいえ現在でもユーザーはおり、ACIDと別のDAW、と言う風に使い分けていたりする。

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AD/DAコンバーター(エーディディーエー)

アナログ信号をデジタル信号に変換することをAD変換という。
デジタル信号をアナログ信号に変換することをDA変換という。
この両方の機能を持った機器をAD/DAコンバーターという。

アナログ⇔デジタルの信号変換はAD/DAコンバーターの質によって音質が左右される。

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ADSR(エーディーエスアール)

一般的な音が発音される時に描かれる音量変化曲線。
詳しくはエンベロープを参照。

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AIFF(エーアイエフエフ・アイフ)

オーディオファイルの形式のひとつ。
MacOSで使用されている標準のオーディオファイル形式。
拡張子は「.aiff」「.aif」。
無圧縮データ形式で、Windowsで使用されているWAVファイルと同等。

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AKAI(アカイ)

日本の電子楽器メーカーで、サンプラーを製造している会社として有名。
とくに「S1000」というサンプラーは多数のサードパーティーから対応サンプルライブラリが発売され、ヒットを飛ばした。
このサンプラー用のフォーマットは「AKAIフォーマット」と呼ばれ、サンプラーの標準フォーマットとなっている。

現在では品質のよいハードウェアMIDI音源やソフトウェアでのサンプラーなどが人気となっており、ハードウェアのサンプラーは使用機会が減少傾向にある。
しかし現在でもソフトウェアサンプラーにはAKAIフォーマットが読み込み可能なものが多数ある。

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ASIO(アジオ)

サウンドカード、オーディオインターフェイスのドライバインターフェイス。
Steinberg社により提唱、開発されている。
従来のWindowsおよびMacOS標準のドライバよりも圧倒的にレイテンシが小さく、機器によっては10msec以下というほぼ無視できるレベルまで詰めることが出来る。
またマルチチャンネルに対応し、複数チャンネルの入出力が可能。

今でこそWDM(Windows)やCore Audio(MacOS)などの類似規格があるが、DAWが登場し始めたころはそんなものはなかったので、ASIOがデファクトスタンダードとなっている。
主要なDAWではほぼ対応している。
現在のバージョンは2.1。

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asio4all(アジオフォーオール)

ASIOに対応していないサウンドカードを、擬似的に対応させるソフトウェア。
これを使用することによりレイテンシが(多少)改善したり、ASIO対応が必須なソフト(MU.LABなど)を使用することが出来る。
しかしあくまで擬似的なので、過度な期待はしないように。

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Auto-Tune(オートチューン)

アメリカのAntares(アンタレス)社により開発されている音程補正プラグイン。
いちおうエフェクターの一種。
主な使用用途は、音程がずれていたり不安定だったりする歌声を正しい音程に直すこと。
簡単に言えばピッチのずれた下手な歌を上手にすることだが、正しい音程で歌えることと歌が上手いこととは必ずしもイコールではない。
「基本的にはOKなんだけどいくつかの部分で音程がちょっと気になる」という歌声を補正する程度の使用が望ましい。
というより、あまりにずれすぎていると補正すると声質が変化しすぎて機械的になったり、そもそも補正が不可能だったりする。

他にも類似ソフトがあるが、Auto-Tuneが一番最初に発売されたことなどから定番となっていて、音程を補正することを(使うソフトに関係なく)「オートチューンをかける」などという。
歌がそれほど上手くない人でもそれなりに上手いように見せかけることが出来てしまう魔性のソフト。
発声さえなんとか出来ていれば音程は多少ずれていても補正できてしまうので、Auto-Tuneに頼っているといつまで経っても歌が上達しない。
しかし現在の日本の音楽シーンでのAuto-Tune(または類似ソフト)の使用率は100%に近いらしい。
補正するのは嫌なので使用しない歌手もいるそうだが、自分の歌声が実は補正されているということを知らない歌手もいるとか。

また上記のような歌声を補正するほかに、わざと音程を機械的に変化させることで面白い効果を生み出すことが出来る。
俗に「ケロケロボイス」「ケロらせる」などという。
最近ではPerfumeのボーカル処理などで聞くことが出来る。
だれが最初にやり始めたのかはよくわからないが、Daft Punkというユニットの「One More Time」という楽曲で有名になったように思う。

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AUX(エーユーエックス・オグジュアリー)

ミキサー卓で、チャンネルに入力されている信号を分離し、チャンネルのアウトプットとは別のアウトプットから出力する回路。
主にリバーブなど、エフェクターに音を送る用途に使用される。
原音を残しておけるので、エフェクターで音を加工した後に原音とミックスすることが出来る。

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B

BPM(ビーピーエム)

曲のテンポを表す言葉。
「Beats Per Minute」の略で、直訳で「1分間に四分音符を何回鳴らすか」という意味。
1秒に一回、つまり1分間に60回四分音符を鳴らすと曲のテンポはBPM=60となる。
1秒に2回なら倍のBPM=120。

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bpqn(ビーピーキューエヌ)

「bit per quarter note」の略で、MIDIの分解能を表す言葉。
訳すと「四分音符を何ビットで表すか」となる。
詳しくは→分解能

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C

CPU(シーピーユー)

パソコンの装置のひとつで、あらゆる演算をするためのもの。
パソコンで何かソフトを起動したり、ネットをしたり、ゲームをしたり、とにかく何かをするたびにCPUは忙しく計算をしている。
また裏で勝手に動いているソフト(アンチウイルスソフトとか)の動作も全てCPUに負荷がかかっているので、CPUは出来るだけ高速なものが望ましい。

DTMでは、DAWなどのソフト自体のCPU負荷はたいした問題にはならないが、VSTプラグインなどのエフェクター、VSTインストゥルメントなどのソフト音源を多数使用するとCPU負荷が問題になってくる。
CPU負荷が100%に近くなると処理が追いつかず、まともに音の再生が出来なくなる。
そのときは使用プラグインを減らすか、エフェクトの掛かった音をDAWに録音して(バウンス)そのエフェクターをオフにするなどの工夫が必要となる。

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Cubase(キューベース)

スタインバーグ社によって開発されているDAW。
スタインバーグはASIOやVSTの開発元でもあるため、ASIO、VSTへの対応が最も良いとされる。
昔のバージョンでは「Cubase VST」と、ソフト名にVSTの名を冠していた。
現在のDAWのデファクトスタンダードであるASIOとVSTを搭載することでDAWの基礎を築いたソフト。

プロにも愛用者がたくさんいるが、「MIDIが扱いづらい」「初心者には不向き」など、いまひとつな評価をされることも多い。

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D

DAW(ダウ・ディーエーダブル)

「デジタルオーディオワークステーション」の略で、音の録音、編集、ミキシングなど音楽作成に必要な作業が一通り出来るソフトウェアまたはハードウェア。
通常DAWというときソフトウェアのものを指すことが多いが、最近のデジタルシンセサイザーには内部にシーケンサーやサンプリング・録音機能などを有しているものがあり、一台で完結することが出来るのでこれらもDAWである。

明確な定義はないが、多くの場合はMIDIの入力・録音・編集機能(シーケンサー機能)、オーディオの録音・加工・編集機能、MIDIとオーディオの同期再生などの機能を有しているものをDAWと呼ぶことが多い。
シーケンサー機能による打ち込みを主とするスタイルや生楽器の録音などMTR(マルチトラックレコーダー)として使用するスタイル、またそれらの両方など様々な用途に対応できる。

多くのソフトウェアDAWはプラグインによる機能拡張に対応しており、有名な規格にはVSTやRTASなどがある。

代表的なものにはPro ToolsやSamplitude、NUENDOなどがある。
これらは個人で使用することもあるが主にスタジオに導入されていることが多い。
個人向けのものにはCubase、Logic、SONAR、Live、Singer Song Writerなどがある。
どれも出来ることは基本的に同じだが、操作性や独自機能などがそれぞれ違う。
細かいことを言えばDAWによって音質が変わるのだが、最終的には好みの問題かもしれない。

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Digidesign(デジデザイン)

アメリカにあるデジタルオーディオ機器の製造をしている会社。
Pro Toolsの開発元として有名。

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Domino(ドミノ)

TAKABO SOFT(個人サイト)により開発されているMIDIシーケンサー。
フリーソフトなので無料で全ての機能が使用できる。
MIDIの打ち込みがしやすいと評価が多く、愛用者も多い。
フリーとしては十分すぎるほどの機能がある。

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DSP(ディーエスピー)

デジタルシグナルプロセッサの略で、DAW上でプラグインエフェクトを使用する際のCPU負荷を肩代わりしてくれるもの。
通常DAWではエフェクターを使用する場合パソコンに搭載されているCPUを使用する。
つまりパソコンに負荷がかかるわけだが、DSPの場合は本来CPUにかかる負荷をDSPが処理してくれる。
つまりパソコンには負荷がかからなくなる。
DSPを使用するにはそれに対応した専用のエフェクターを使用する必要がある。
(大体DSPに同梱されている)

有名なDSPにはDigidesignの「Pro Tools HD systems」やTC Electronicの「TC Powercore」などがある。
どちらも相当お高いです。

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DTM(ディーティーエム)

デスクトップミュージックの略で、一口で言えばパソコンで音楽を作ること。
パソコン以外で作るのは例え機材を机の上に置いていてもDTMとは呼ばない。
たぶん「デスクトップパソコン」を使った音楽の意味。
ノートパソコンでもDTMになるが、この言葉ができた当時はおそらくノートパソコンでの音楽制作は現実的ではなかったのだろう。

主にMIDIの打ち込みによる作成が多いが、パソコンの高性能化により生楽器&生歌を録音したり様々なエフェクター駆使した音作りが出来たりと、あらゆる作成スタイルをDTMで行うことが出来る。

パソコンさえあればDTMは出来るが、それだけでは当然出来ることは限られる。
まずシーケンサーソフト(またはDAW)が必要で、MIDIの打ち込みをするならMIDI音源が、楽器の録音をするならオーディオインターフェイスが、エフェクターを掛けるならプラグインエフェクターが必要となる。
オーディオインターフェイスは購入するしかないが、他のものはフリーソフトである程度まかなうことが出来る。
またリアルタイムでMIDI音源を演奏したいならMIDIキーボードも必要。
(いちおうパソコンのキーボードをMIDIキーボードとして使用できるようにするソフトもある)

またパソコンに様々な処理をさせるため、ある程度高性能なパソコンが必要となる。
ここ数年で発売されたものなら何とかなると思うが、エフェクターを掛けまくったり重たい処理をするとCPUが処理しきれなくなるかもしれない。
CPU以外にもメモリやハードディスクなどの性能も必要になる。
最近のパソコンでもネットブックなどの性能を抑えたものだと厳しいかもしれない。

DTM(というかDAW)を使いこなせば個人でCD並みのクォリティの楽曲を作ることも可能。
それにはある程度の機材と、何より努力とセンスが必要となる。
全くお金を掛けないというのは難しいかもしれないが、最初はフリーソフトだけでもDTMを始めることが出来る。
とはいえプロがやれば一切お金を掛けずともフリーソフトだけでクォリティの高い物を作れちゃうと思う。

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DTM音源(ディーティーエムおんげん)

MIDI音源と同じ意味だが、特にDTM用に作られたMIDI音源をこう呼ぶことがある。
GM(GS、XG)などのマルチティンバー音源でコンパクトなものがこれに該当する。
ローランドの「SCシリーズ」やヤマハの「MUシリーズ」など。

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DTMer(ディーティーエマー)

DTMを趣味としている人。
DTMに人を表す「er」をつけた言葉。
DTM自体がマイナーな趣味、というか「DTM?何それ?」的な人が多かったのだが、最近はVOCALOID人気などで少しは世間に認識されるようになった。
しかしまだまだマイナーな人たち。

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E

EQ(イーキュー)

イコライザー

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F

G

GM(ジーエム)

General MIDIの略で、代表的なMIDIの統一規格。
GM制定以前はMIDIの音色の並び順やコントロールチェンジ番号の割り当てなどは各メーカーごとにバラバラで互換性がない状態だった。
作者はピアノの音で作ったつもりのデータが、別の音源だとギターの音で再生されたりする問題があった。
この問題を解決するためにGMが制定され、GM対応音源同士なら細かいニュアンスの違いはあれどもピアノの音がギターで再生されるといった根本的な問題はなくなった。

GM対応音源と名乗るには以下の必須要件がある。

  • 最大同時発音数24以上
  • 16チャンネルのマルチティンバー演奏が可能(10チャンネルはドラム用に設定)
  • ベロシティ命令に対応
  • 128種の楽器音の収録と、その楽器の種類、並び順がGMの規定を満たしていること
  • コントロールチェンジメッセージの種類と並び順がGMの規定を満たしていること
  • GM規定のシステムエクスクルーシブメッセージに対応していること

これらは必要最低限なもので、最大同時発音数や音色数を増やすなど各メーカーごとにさらに高機能な音源を発売している。
またGM対応音源同士でも、それぞれの楽器の音色やコントロールチェンジによる音量や音色の変化などには違いがあり、完全に意図した通りに再生されるわけではない。

GM規格の拡張としてGM2、GS、XGなどの規格がある。
GSはローランド社が、XGはヤマハ社が独自に拡張した規格で、両者に基本的に互換性はない。
(どちらもGMの上位規格なので全く演奏がデタラメということはないが)
これらの規格をまとめるためにGM2が制定されたが、それが普及する前に世はブロードバンド時代を迎え、MIDIデータをやり取りするよりもMP3でやり取りするほうが主流となってしまった。
制作側としても、特別な理由がないかぎりはMP3で配布するほうが完全に自分の意図したとおりの音で再生されるので、MIDIデータの配布はオマケ程度になってしまった。
さらにパソコンの高性能化によりVSTインストゥルメントなどそもそもGMに対応していない音源での制作が主流となったこともGM2が普及しない要因のひとつである。

ただGM非対応音源であっても、一部のコントロールチェンジなどはGMと並び順や扱い方が同じだったりする。
そのためDTM(打ち込み)をするならGMをある程度理解して使えるようになったほうが良い。

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GM音源(ジーエムおんげん)

GMに対応したMIDI音源のこと。
詳しくはGM参照。

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GMリセット(ジーエムリセット)

システムエクスクルーシブメッセージのひとつ。
GM音源の設定を初期化することが出来る。
スタンダードMIDIファイルでMIDIを配布する場合は先頭にこのメッセージを入れておかないと、意図しない演奏になる場合がある。
同様のメッセージにGSリセット、XGリセット、GM2リセットがある。

GMリセットコマンドは「F0 7E 7F 09 01 F7」

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GS(ジーエス)

GMの拡張規格のひとつ。
ローランド社が制定した。
実はGMよりも先に制定されていて、GSの機能を一部切り取ったものがGMである。
GMよりもコントロールチェンジなどでより細かく音源を設定することが出来る。
GMの拡張規格はほかにXG規格がある。

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H

I

J

K

L

LFO(エルエフオー)

「Low Frequency Oscillator(ローフリーケンシーオシレーター)」の略で、直訳すると低周波発振装置となる。
人の可聴域よりも低い周波数を発生させる。
主にシンセサイザーに搭載されていて、そのままでは音として聞こえないのでLFOを単独で使用することはなく、VCO、VCF、VCAなどを変調させる目的で使用する。
以下はそれぞれをLFOで変調した場合の効果。

  • VCO(オシレーター):ピッチを揺らすことが出来る。ビブラート効果を作る際に使用される。大げさに掛けることによって効果音的な音を作ることも出来る。
  • VCF(フィルター):周期的にフィルターを開閉することが出来る。レゾナンス値を高くすることでワウ効果を得られる。
  • VCA(アンプ):発音する音量を変化させることでトレモロ効果を得られる。

ほかにはパンに入力してオートパンを作ったりエフェクターに入力することで設定値を周期的に変化させることが出来る。

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M

MIDI(ミディ)

様々な電子楽器の間で、演奏情報をやり取りするための規格。
「Musical Instrument Digital Interface」の頭文字を取った言葉。

MIDIの登場以前、アナログシンセなどの制御には各メーカーごとに独自規格を用いていたため、異なる機器同士の接続は困難な状況だった。
この問題を解決するためにMIDIという共通の規格が制定された。
MIDIを用いれば、少なくとも別の機器に演奏情報を送信することが可能となる。

MIDIではコントロールチェンジやプログラムチェンジ、チャンネルなどの基本的な規定はあるが、例えばプログラムチェンジ10番で設定される音色の規定など細かい取り決めはない。
そのために起こるデータ受け渡しの際に生じる不都合(演奏される楽器が意図したものと違うなど)を解消するためにGM規格が制定された。

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MIDI音源(ミディおんげん)

MIDIメッセージを受信し、受信したメッセージ通りに音を鳴らす機器。
MIDI音源にはピアノやギター、ドラムなどの様々な楽器の音色収録されており、音源に発音の指令を出してそれぞれの楽器を演奏させる。
GM規格に対応したものをGM音源などと呼ぶが、GM音源はMIDI音源の一種。
ソフトシンセもMIDIメッセージにより制御されるためMIDI音源の一種となる。

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MIDIキーボード(ミディキーボード)

ピアノのような鍵盤を持ち、鍵盤で演奏した情報をMIDI信号(MIDIメッセージ)として外部に送信できる機器。
MIDI信号の出力端子を持つが、それと同時にMIDI信号の入力端子を持ち、入力された信号を加工あるいはそのままMIDI信号出力端子から送信出来るものもある。
鍵盤の演奏データだけでなく、ボリュームや音色変更などその他のMIDIメッセージを送信出来るものもある。

MIDI音源を搭載したものもあるが、そうでない場合はMIDIキーボードだけでは音は出ない。

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MIDIファイル(ミディファイル)

MIDIデータをWindowsなどのファイル形式にしたもの。
普通MIDIファイルというと、スタンダードMIDIファイルのことを指す。

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MIDI Yoke(ミディヨーク)

MIDIを扱うソフトウェア同士でMIDI信号をやり取りできるようにするソフトウェア。
内部的に見えないケーブルで接続するイメージから、仮想MIDIケーブルなどと呼ばれる。
Windowsでは限られた機器にしかMIDI信号を送信することが出来ないが、これを使えば自由に信号をやり取りすることが出来る。

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MP3(エムピースリー)

音楽の圧縮フォーマットのひとつ。
おそらくもっとも普及している形式。
この形式で圧縮すればプレイヤーによって再生できないといったトラブルはほぼない。

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MSGS(エムエスジーエス)

Windowsに標準搭載されているMIDI音源。
正式名称は「Microsoft GS Wavetable SW Synth」。
名前の通りGMではなくGS対応であるが、実はGSに必要な要件を満たしていない。

WindowsにMIDI音源が搭載されているということを知らない人も多く(というかMIDI自体が何かを知らない)、パソコンでMIDIファイルを再生すると標準でMSGSの音がなるので、「MIDIは音の悪いMP3」などと認識している人もいる。

使いこなせばそれなりの演奏をすることが出来るが、どこまで極めてもそれなりの音なので無理して使いこなさなくても良い。

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N

O

OS(オーエス)

オペレーティングシステムの略で、WindowsやMacOS、Linuxなどコンピューターの基本的な動作を制御するソフト。
日本語では基本ソフトと訳される。
Windows系が圧倒的なシェアを誇っているが、マルチメディア系(映像・グラフィック・音楽など)ではよくMacOSが使用される。

フリーソフトをふんだんに使用したいならWindows系を選んだほうが良い。
しかしDTMでは近年になってWindows系OSではちょっとした問題が起きている。
というのも、Windowsを使用している人はほとんどが32Bit版OSを使用しているためだ。

小難しい話は割愛するが、32Bit版OSではメモリが4GB(32BitWindowsでは3GB)までしか認識できないという問題がある。
普通は3GBもメモリを使用することなどまずないが、マルチメディア系のソフトはもともとメモリ使用量が大きい。
DTMの話に限れば、近年のソフトシンセなどは大容量のサンプルライブラリを使用しているため、これらを2、3個使用するだけで一気に1GB以上は消費する。
さらに32Bitでは一つのソフトが使用できるメモリ量は2GBまでという制限がある。

このような問題を解決するには節約しながら使用するか、根本的には64BitOSに移行するしかない。
(DAWも64Bit版を使用する必要がある)
自分がWindowsを使用していて、OSが何Bitであるかを知らない場合は大抵32Bitである。
MacではMacOSX v10.5から64Bit対応らしい。
(持ってないので詳しくは知りません)

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P

PCM音源(ピーシーエムおんげん)

PCM方式を使用したMIDI音源のこと。
PCMは「Pulse Code Modulation(パルスコードモジュレーション)」の略で、アナログ信号をデジタル化するときの方式のひとつ。
技術的な細かいことは省略するが、要するに生音を元にして発音する音源。
PCMはCDなどにも使われている方式で、生楽器の音を使用することが出来るのでアナログシンセなどに比べて非常にリアルな演奏をすることが出来る。

生楽器の音を、発音から発音終了まで収録するのが理想的ではあるが現実的ではない。
例えばピアノの鍵盤を押してから音が完全に消えるまでは十数秒分のデータが必要で、さらに88鍵全てを収録するとなると膨大なデータ容量となる。
そのためPCM音源では、1秒に満たないような短い音のみを収録し、それをループ再生することで音を長く伸ばし、さらに時間とともに音量を小さくしていく…といった処理を施すことで楽器の音を再現していることが多い。
さらに近い音程の音はピッチを上下させることでまかない、データ容量を削減している。
このあたりの処理が適当な音源は「単音だと綺麗な音だけど実際の演奏ではなんか変な音」となってしまう。

ハードウェア音源では使用可能メモリに制限があるため上記のような方法でデータ容量を節約しているが、最近のソフトウェア音源ではハードディスクストリーミング技術により非常に膨大なデータ(サンプルライブラリ)を持つものがある。
例えばピアノ音源では、88鍵全ての音をループ処理を施すことなく発音から発音終了まで全て収録しているものなどがある。

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Propellerhead(プロペラヘッド)

スウェーデンに本社を置くソフトウェア会社。
正式名称は「Propellerhead Software AB」。

他社にはない独特のソフトを開発していて、有名なものには「ReBirth RB-338」「ReCycle!」「Reason」などがある。
また「Rewire」「REX」などの技術も同社が開発しており、これらの技術はほかのDAWにも取り込まれている。

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Pro Tools(プロツールス)

Digidesign社が開発・販売しているDAW、およびパソコンと専用のオーディオインターフェイスなどを組み合わせたシステムの総称。
パソコンが今ほど高性能でなかった時代(1990年代初頭)、パソコン上でリアルタイムにオーディオを編集したり様々なエフェクトを掛けたりすることは出来なかった。
そんな時代にPro Toolsは、専用のDSPを用いてそれに音声処理を担当させることで、非力なコンピューターでも様々な処理を可能としたシステムを開発した。
Pro ToolsとはDAWソフトの名称なのだが、DSPなどのシステムなしではPro Toolsを活用することが出来ないのでそれらのシステムをまとめてPro Toolsシステムと呼んでいる。
パソコンが非力な時代に高速な専用DSPを用いているため、とにかく高価で個人で持っている人はあまりおらず主にレコーディングスタジオなどで使用された。

現在は一般のパソコンのCPUも高速になり、専用のDSPに頼らずとも高速な処理が可能となっているが、Pro Toolsはパソコン自体をシステムの一つとして組み込むことで高い安定性、信頼性を構築しており現在でもレコーディングスタジオの標準DAWとなっている。
現在は専用のDSPを使用しないシステムもある。
しかし専用のDSPを使用しないとなると他のDAWとの違いがなくなるので、他のCPUネイティブ(専用のDSPではなく、CPUに処理をさせること)なDAWを使用しているスタジオもある。

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Q

QuickTime(クイックタイム)

アップル社が開発しているマルチメディアプレイヤー、またブラウザプラグイン。
QuickTimeをインストールすると、付属のソフトウェアMIDI音源を使用することが出来る。
音自体はあまり良いものではないが無料で使えるので、MSGSの音が嫌だとかMacOSを使用している人は導入を検討してもいいかもしれない。
しかしもう少し頑張ってVST環境を整えたほうが後々のことを考えるといろいろ都合がいいとは個人的に思う。

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R

Reaper(リーパー)

DAWのひとつ。
現在のバージョンは有料となっているが、バージョン0.999までは無料で使用することが出来る。
無料バージョンでも十分な機能を持っているので、よく使用されている。
他のソフトとの連携に特化していて、例えばMIDIの打ち込みは他の使い慣れたシーケンサー(Dominoなど)で行うなどといった使い方が出来る。
またVSTに対応しているので後から好きなエフェクターやソフトシンセを追加できる。
(動作しない、または挙動がおかしいプラグインもある)
またASIOにも対応している。

Reaper(v0.999)を使用する最大のメリットはなんといっても無料ということなので、お金を出してもよいのなら他の有料DAWの購入を検討しても良い。

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Reason(リーズン)

Propellerhead社が開発している音楽作成ソフト。
単純なMIDIシーケンサーではなく、かといってDAWともいえない独特の位置づけなソフト。

シンセサイザーやドラムマシン、サンプラーといった音源類、コンプレッサーやリバーブなどのエフェクター類といった音楽制作に必要なものを一通り搭載しており、これらは全てReason専用である。
ほかのDAWのようにVSTなどによるプラグイン拡張には対応しておらず、自由に音源やエフェクターを追加することは出来ない。
またこれらの音源・エフェクターはReason以外でのソフトで使用することは出来ない。

このように書くと不便に見えるが、これらの音源・エフェクター類(デバイスという)が非常に良く出来ていて、これだけで十分に楽曲作成が出来る。
Reason搭載の各音源の音色は、通常のオーディオファイルやREXファイルを取り込むほかに「Refill」と呼ばれるReason専用のライブラリを読み込むことで増やすことが出来る。

また「ReWire」という規格に対応していて、ReasonはRewireスレーブとして動作する。
Rewireマスターに対応したアプリケーションからReasonをMIDIで制御したり、Reasonのオーディオ信号をRewireマスターに送ることができる。
Rewireを利用すればほかのアプリケーションからReasonを完全にひとつのソフトシンセとして利用することができる。

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Rewire(リワイヤー)

DAWなどの音楽制作ソフト同士でMIDIやオーディオ信号をやり取りするための規格。
Propellerhead社によって開発された。

プラグインソフトはホストとなるアプリケーション上で動作するが、Rewireに対応したソフトはそれ単体でも動作する。
2つの異なるアプリケーションを同時に立ち上げ、互いを連携させるための規格。

Rewireマスター(ホスト)とRewireスレーブ(クライアント)の2種類があり、RewireマスターはRewireを「制御する側」として動作する。
Rewireスレーブは「制御される側」として動作し、通常Rewireスレーブから出力されるオーディオ信号はRewireマスター側にそのまま送られる。
Rewireマスター側は受け取ったオーディオ信号を通常のオーディオトラックやソフトシンセ等と同じように加工、ミックスが可能。
またRewireマスターはスレーブに対してMIDI信号を送信することが可能なので、Rewireスレーブをソフトシンセのように使用することができる。

Rewireを利用するにはRewireマスターを先に起動し、その後にRewireスレーブを起動する。
(ソフトによっては設定でRewireのオン/オフがあるので、利用する設定にしておく)
先にRewireスレーブを起動したり、Reiwreスレーブのみを起動させた場合は通常のアプリケーションとして起動する。

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REX(レックス)

オーディオファイルの種類のひとつ。
通常オーディオファイルはDAW等でテンポを変更するとピッチ(音の高さ)も同時に変更されてしまう。
これはオーディオの再生速度を変更しているためで、テンポを早くするとピッチが高く、テンポを遅くするとピッチが低く再生されてしまう。

REXファイルの場合はピッチを保ったままテンポを変更することが出来る。
これはオーディオファイルを、音量のピークで音をスライス(分割)し、テンポ変更時にはスライスしたそれぞれの音のパーツをテンポに合わせて前後させる。
つまりオーディオの再生速度は変化しないので、ピッチを変えずにテンポ変更が可能となる。
単純なドラムパターンなどは音のピークがはっきりしているためきれいにテンポ変更が出来るが、複雑なフレーズになるとスライスが困難になるため上手くいかないことがある。
テンポを早くすると前のスライスに次のスライスが重なり、テンポを遅くすると前のスライスと次のスライスとの間が開くことになる。
このため、元のテンポとはあまりに違うテンポに設定すると不自然な音となる。
また、各スライスの一部を削除したり、各スライスの順番を入れ替えたりといったブレイクビーツのような編集も可能。

REXファイルは対応したDAW、またはサンプラーで使用する必要がある。
サンプリングCDにはREX形式で収録されているものもある。

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RTAS(アルタス)

プラグイン規格のひとつ。
Pro Tools上で動作する。
「Real Time Audio Suite」の略で、リアルタイムで動作するAudioSuiteという意味。
AudioSuite(AS)とは、オーディオデータそのものをリアルタイムではなく、事前に加工処理する方式。
RTASは、事前処理ではなく再生しながら同時に(リアルタイムに)音を加工する。

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S

SONAR(ソナー)

Cakewalk社によって開発されているDAW。
前身となる「Cakewalk(シーケンサーソフト)」を含めるとかなりの古株で、ユーザーも多い。
他のDAWソフトはWindows版とMac版の両方をリリースすることが多いが、SONARは一貫してWindows版のみがリリースされている。
Cakewalk社は少し前まではローランド社の傘下だったが、Gibson社に買収され2014年からはTASCAMブランドで販売されている。

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Steinberg(スタインバーグ)

ドイツに本社を置くソフトウェア会社。
でも今はヤマハの子会社。
VSTやASIOなどの規格を開発し、今のDAWの基礎を築いた。
主な製品に「Cubase」「Nuendo」など。

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S-YXG50(エスワイエックスジーゴジュウ/ゴーゼロ)

ヤマハ社が開発したソフトウェアMIDI音源。
XG規格に対応。
プラグイン形式ではなくWindowsのMIDIデバイスとして動作し、MSGSの代わりとして使用できる。
MSGSに比べて高音質でMIDIデータを再生できる。
WindowsVistaでは動作せず、Windows7ではXP Modeを使用すれば動作する。

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T

Tick(ティック)

MIDIで、音符の長さや発音タイミングなどを表す最小の単位。
分解能が480のMIDIデータの場合、四分音符の長さは480Tickとなる。
分解能も参照のこと。

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U

V

VCA(ブイシーエー)

「Voltage Controlled Amplifier(ボルテージコントロールドアンプリファイアー)」の略で、訳すと「電圧で制御する増幅装置」となる。
アナログシンセを構成する回路のうち、主要なもののひとつ。
簡単に言うとアナログシンセが発音するときの音量を決定するもの。
電圧による制御で常に一定で発音することも出来るし時間によって音量を変化させることも出来る。
主にエンベロープやトレモロ効果を作るときに使用される。

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VCF(ブイシーエフ)

「Voltage Controlled Filter(ボルテージコントロールドフィルター)」の略で、訳すと「電圧で制御する減算装置」となる。
アナログシンセを構成する回路のうち、主要なもののひとつ。
オシレーターで発振された音の倍音成分を削る量を時間で変化させることが出来る。
アタック部、サスティン部などのエンベロープに従い設定できるものが多い。
これを使用することで「ミョーン」「ミャウ」といったアナログシンセ特有の音色を作ることが出来る。

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VCO(ブイシーオー)

「Voltage Controlled Oscillator(ボルテージコントロールドオシレーター)」の略で、訳すと「電圧で制御する発信器」となる。
アナログシンセを構成する回路のうち、主要なもののひとつ。
MIDI信号などにより指定された高さの音程を発音する。
ピッチをわずかにずらすことでデチューンさせたり、半音以上ずらすことで移調させることも出来る。
通常はサイン波、矩形波、三角波など複数の波形を発振することが出来る。

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VOCALOID(ボーカロイド)

音声を合成し、歌唱させるソフトウェア。
ゼロから作り上げるのではなく、実在の人物の歌声をサンプリングし、自由な歌詞やメロディで歌えるように作られている。
DTMソフトなのだが、製品にキャラクターイラストをつけるといった今までにない路線を展開。
特にVOCALOID2の初音ミク発売以降、キャラクターが大人気となりDTMを全く知らない層にもファンがいるほどの人気っぷり。
歌唱エンジンはヤマハが開発し、歌声ライブラリはサードパーティが発売している。
現在の最新バージョンはVOCALOID4。
バージョンが新しいほど機能は優れているのだが、VOLACOID1の音声ライブラリは上位バージョンでは使用できない。
下位バージョンの音声ライブラリを読み込んだ場合、上位バージョンで用意された一部機能が使用できない。
日本語用のライブラリと英語用のライブラリの2種類がある。
以下は代表的なもの。

  • VOCALOID:日本語ライブラリ
    • MEIKO:日本語ライブラリの中では一番最初に発売された。女性の歌声。
    • KAITO:男性の歌声。
  • VOCALOID:英語ライブラリ
    • LEON:男性の歌声。
    • LOLA:女性の歌声。LEONとLOLAはVOCALOIDエンジンを使用した初めての製品。
  • VOCALOID2:日本語ライブラリ
    • 初音ミク:VOCALOID2日本語ライブラリの初製品。女性の歌声。初音ミク発売以降、VOCALOID関連のキャラクターが大人気となる。VOCALOIDの代名詞的存在。
    • 鏡音リン・レン:「リン」は女性の歌声、「レン」は男性の歌声。2つのライブラリがセットになっている。どちらも同一の人物が音声を担当。
    • 巡音ルカ:女性の歌声。日本語ライブラリと英語ライブラリがセットになっている。
    • がくっぽいど:男性の歌声。音声を人気ミュージシャンの「GACKT」が担当したことで話題となった。
  • VOCALOID2:英語ライブラリ
    • SWEET ANN:VOCALOID2エンジンを初めて使用した製品。女性の歌声。
    • PRIMA:女性の歌声。ソプラノが得意。
    • BIG AL:男性の歌声。中低域を得意とする。

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VST(ブイエスティー)

「Virtual Studio Technology(バーチャルスタジオテクノロジー)」の略で、ソフトシンセやエフェクターをDAW上で使用可能にするためのプラグイン規格。
Steinberg社が制定した。
名前の通り、パソコン上に仮想的な音楽スタジオを構築することを目的として作られた。
DAWのプラグイン規格としては最もシェアが多く、大抵のDAWではVST規格に対応している。
VST規格に対応したソフトをVSTホストという。

VSTを使用することでDAWに新たな機能を追加することが出来る。
VSTには以下の3種類がある。

  • VSTエフェクト:コンプレッサー、イコライザーなどのエフェクター類。
  • VSTインストゥルメント(VSTi):ソフトシンセやサンプラーなど、MIDI音源として使用できるもの。
  • VST MIDIエフェクト:MIDIデータを加工することが出来る。自動でアルペジオを作り出すアルペジエーターなど。

単純に「VSTプラグイン」と言うときはVSTエフェクトを指すことが多い。
またネット上にはフリー(無料)のVSTプラグインがあり、機能はピンキリだが中には有料のものと引けをとらないものもある。

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VSTインストゥルメント(ブイエスティーインストゥルメント)

VST規格に対応したソフトシンセのこと。
アナログシンセをシミュレートしたもの、サンプラー、ソフトウェアならではのもの(ハードウェアでは実現困難なもの)、実機をソフトウェアで再現したもの、大容量のサンプルライブラリを持つものなど様々な種類がある。

ソフトウェアプラグイン規格では最もポピュラーな規格で、大部分のソフトシンセがVST規格に対応している。

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VSTi(ブイエスティーアイ)

VSTインストゥルメント

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W

WAV(ワブ、ウェーブ)

オーディオファイルの形式のひとつ。
Windowsで使用される標準の形式。
拡張子は「.wav」。
無圧縮データ形式で、MacOSで使用されているAIFFファイルと同等。

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Waves(ウェブス、ウェーブス)

Waves Audio社が販売しているプラグイン集。
プロ御用達ともいえる製品で、多くのスタジオで導入されている。
プラグインの数は相当数あり、収録プラグインが違う様々なバンドル製品がある。
Wavesの全てのプラグインを収録した最高バンドル製品の価格は100万を超える。
個人ではなかなか手が届かないが、各プラグイン単品での販売や収録プラグインを絞った価格の安いバンドル製品があるので、プロと同じプラグインを使いたいという人はこれらの購入を検討するといい。

Wavesを代表するプラグインに「L1」「L2」などの「Lシリーズ」と呼ばれるリミッターがある。
これは出来るだけ音割れせずに簡単に音圧を上げる事が出来る、非常に良く出来たリミッター。
ただなんとなく指すだけでは音質が悪いほうへ変わってしまう恐れがあるが、便利には違いない。

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X

XG(エックスジー)

GMの拡張規格のひとつ。
ヤマハ社が制定した。
GM規格よりもさらに細かい設定をすることが出来る。
GMの拡張規格にはほかにGS規格がある。

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