四章まとめ

音楽の三大要素

音楽はメロディリズムハーモニーの3要素で成り立っている。
一般的な音楽では、ドラムがリズムを担当し、ベースがリズムとハーモニー、ギターやピアノなどがハーモニーを、ボーカルがメロディを担当している。

これらはあくまで「主として担当する役割」で、例えばギターやボーカルにもリズムの要素は含まれる。
ピアノソロの曲はピアノ一台でメロディ、リズム、ハーモニーの3要素を満たしている。
ギターの弾き語り曲でも同様。

リズム

多くの場合ドラムとベースが担当。
曲によってはドラムキット以外にボンゴ、コンガなどのパーカッション楽器を加えることもある。
ベースはドラム、特にバスドラムとの調和が重要となる。
それぞれが上手く絡み合い、曲全体のノリや雰囲気を作り出す。

ハーモニー

ギターやピアノなどのコードが演奏できる楽器がよく用いられる。
曲によっては人間によるコーラスやストリングスなどでハーモニーをつけることも多い。
またハーモニーの定義は幅が広く、主メロディ以外で音階のある音(ドラムなどの打楽器以外)は全てハーモニーとみなすことが出来る。
さらにドラムにもチューニング(音の高低を調整すること)があるので、ドラムキットまでもがハーモニーの一部と捉えることもできる。
ポピュラーミュージックではコード理論が頻繁に用いられる。

メロディ

いわゆるボーカルなどの主旋律。
詳しくは説明しませんでしたが、普通曲を聞いたときに一番印象に残るとても大事な要素。
主旋律を人が歌えば歌モノ、楽器が演奏すればインスト(インストゥルメンタル)となる。

歌モノなど、メインメロディが大事な曲をアレンジするときは、このメロディが一番良く聞こえるようにアレンジする。