音符の高さと長さの基本

真ん中のド

まずは音の高さの基礎をみていきましょう。

音部記号と音の高さ

上図のト音記号はよく見かけますね。
その下のヘ音記号も見たことがあると思います。
これらは音部記号といって、基準となる音の高さを決める記号です。

ト音記号は別名G clef(Gクレフ)とも言います。
「G」は音階の英語表記で、「ソ」の音のことですね。
ト音記号の「ト」は音階の日本語表記で、これも「ソ」のことです。

つまりト音記号は「ソ」の音を基準にした音部記号ということです。
よく勘違いしやすいのですが、「ド」の音が基準ではありません。
ト音記号のしっぽ部分の黒丸が「ド」の位置を表している…なんて覚え方をしている人もいるかと思いますが、あれはたまたま「ド」の位置にあるだけです。
ト音記号は基準となる「ソ」の高さをマルで囲うようにして書きます。
実はト音記号は「G」の形を変形させたものだそうです。

ヘ音記号はF clef(Fクレフ)とも言います。
「ヘ」「F」は「ファ」のことですから、ヘ音記号は「ファ」を基準とした音部記号です。
基準となる「ファ」の位置をマルで囲うようにして書きます。
この記号はト音記号よりも低い音、低音楽器などの楽譜で用いられます。
これも「F」の形を変形させたものです。

オクターブとは音程の幅を表す言葉で、「ドレミファソラシ」と、音階が一巡して同じ音名が再び出てきたとき、これを1オクターブ高い音といいます。
「ドシラソファミレ」と音階を下降させた場合は1オクターブ低い音といいます。

これ以外にも音部記号はありますが、この2つだけ覚えておけば十分です。
それぞれの記号での「ド」の位置を覚えておきましょう。

音符の長さと拍子記号

音の長さ

上図が良く使う音符です。
拍子記号とは、一小節に入る音符の数を表します。
よく使われる「4/4拍子」には「1小節に4分音符が4つ入る」という意味があります。
「3/4拍子」なら「1小節に4分音符が3つ入る」という意味です。

十六分音符以降は32、64…と続き、長さはさらに半分、半分となっていきます。
音符の形は右側の旗をひとつずつ足していきます。

また楽譜を見やすくする目的や長さを補足する目的で以下のような記号があります。

音の長さ2

八分音符以降は旗をつけて長さを表しますが、この旗同士を結合することが出来ます。
ただしなんでもかんでも結合できるわけではありません。

音符の連結の規則

上は1小節内の音符の数はあっていますが、拍子を無視して旗を連結させているためリズムが取りにくく、楽譜が読みづらくなっています。
下のように拍子や音のリズムに合わせて旗を連結させると楽譜が読みやすくなります。

付点音符は音符のすぐ右隣に点をついている音符です。
この音符は元の音符の1.5倍の長さを持っていることを表します。

三連符は音符を3つまとめて上に数字の「3」がついている音符です。
この音符は元の音符よりもひとつ上の長さの音符を3等分した長さを持ちます。
すこし特殊なリズムですが、割とよく使われます。
三連符以外にも五連符や七連符などもありますが、この辺はあまり使われません。

三連符の例です。
前半は、終わりの部分でスネアドラムが三連符でフィルを演奏しています。
後半は全体が三連符のリズムで演奏されています。
こういったリズムをシャッフル、またはリズムがハネるといいます。

■三連符~シャッフル

またシャッフルなど曲全体を通して三連符のリズムで演奏する場合は、楽譜の始めに下図のような表記をすることでリズムの指定をします。

シャッフルの表記

DTMでピアノロールばっかりいじっていると、こういった音符をみる機会があまりないんですが、音楽の基本的なことなのでちゃんとおさえておきましょう。
言い忘れましたが、音符のことは英語でノートといいます。
MIDIでも音符のことはノートといいますので覚えておきましょう。

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