まとめ

これでMIDI+オーディオ+VSTの環境が整いました。
これが現在のDTM環境の主流といっていいでしょう。
(VSTは使用するDAWによって別の規格に置き換えられます)
オーディオに関してはまだ詳しくやっていませんが、例えばProteus VXから出力された音をそのまま録音してオーディオファイルにしたりも出来ます。

MSGSを音源として使用するときより設定などややこしい部分が多く、難しく感じたかも知れません。
各ソフトの役割や信号の流れ、ひとつひとつの設定の意味などをきちんと理解しましょう。

DAWについて

Reaperの現在のバージョンは有料となっていて、無料なのはバージョン0.999までです。
フリーであるため安定性などでやはり有料ソフトには及びません。
有料バージョンは試したことがないのでわかりませんが、新機能の追加やバグフィックスなど、無料版に比べより良いソフトになっていると思います。
もし資金に余裕があるのなら現在の有料版の購入を検討してもいいでしょう。
しかし海外製ソフトなので、購入には多少英語力などが必要になります。

他の有料のDAWを購入するという方法もあります。
本格的なDAWはいくつか種類がありますが、最上位版は10万近くするものもあり簡単には手がでません。
しかしそれぞれのメーカーは廉価版を出していて、2万前後から3万円ほどで購入できます。
(それでも高いものは高いですが。ちなみにReaperの有料版は$60)

廉価版はもともと10万近くするソフトの機能を制限しただけなので、操作性、安定性、音質などはそのままです。
機能制限といっても最大トラック数や付属プラグインの有無などの制限がほとんどで、普通に使う分には十分な機能を持っています。
廉価版はよくオーディオインターフェイスとセット販売をされていて、DAW+オーディオインターフェイスの環境を安く手に入れることが出来ます。

ほかのVSTプラグイン

今回はSynth1とProteus VXという2つのVSTインストゥルメントを導入して使ってみました。
新たなVSTを導入すれば操作や使い方は当然異なりますが、基本さえ分かっていれば使いこなすのはそう難しくはないと思います。

以前も書きましたが、VSTエフェクト、VSTインストゥルメントはネット上に無数のフリーソフトがあります。
しかしやはり無料ソフトと有料ソフトとでは性能に差はあります。
特にVSTインストゥルメントの生楽器の音は無料と有料との差はかなり大きいと思います。

有名な無料のVSTインストゥルメントには「independence free 2.0」というものもあります。
このソフトは無料にしては凄まじく、ファイルサイズが1.7GBもあり、ダウンロードするだけでも一苦労です。
このソフトは有料ソフトから収録音色数を減らした廉価版ですが、廉価版とはいえ音は有料版そのままです。
ほかには「Sampletank 2.5 Free」「Kontakt Factory Selection」などがあります。
これらは製品の機能制限版ともいえるVSTiで、クォリティが高く、なおかつ多数の楽器が収録されているマルチティンバー音源です。
興味のある人はそれぞれのソフト名で検索してみてください。
(Reaper上で動作するかは試していません。)

生楽器ではなくシンセ的な音色(というかシンセ)のVSTiなら非常に多くのフリープラグインがあります。
ここでは個別に紹介はしませんが、「VSTi フリー」などで検索するとたくさん出てくると思いますので、いろいろ試してみるといいでしょう。

最後に、参考としてReaper+Proteus VXで作ったプロジェクトファイルを置いておきます。
曲は四章で使ったサンプル曲(Midnight Blue)をProteus VXできちんと鳴るように編集したものです。
zipファイルですので解凍後、Reaperで開いてください。
(うまく開かない場合はProteus VXの導入の最後に書かれている方法をいろいろ試してみてください)

サンプル曲 - Reaper+Proteus VX

ちなみにこんな感じになりました。
Proteus VXから出力された音にリミッターという音を大きくするエフェクトをかけただけのものです。
慣れるまでは扱いづらいかもしれませんが、MSGSとは比べ物にならないほど良い音です。
さらにきちんとミックス作業をすればもっと良い音になると思います。

■Midnight Blue - Proteus VX

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