九章 無料のDAW「Cakewalk」

Cakewalk by BandLabについて

八章では「Domino + Reaper」でDTMの環境を整えましたが、最近になってCakewalk by BandLabというDAWが無料で使用できるようになりました。
「Cakewalk」は古くはMIDIシーケンサーとして開発され、少し前は「SONAR」という名前で有料販売されていた有名なDAWです。

元が有料ソフト(何と6万前後)だけあって非常に高機能で、ソフト音源やエフェクターも最初からいくつか付属しています。
VSTプラグインに対応しているので、後から好きなエフェクターやソフト音源を追加することもできます。
今からDTMを始めるならば「Domino + Reaper」環境よりもおすすめできます。

元々がプロも使用する高機能なDAWなので機能の全部を紹介することはできませんが、打ち込みやミキシング作業などの音楽制作の手順を一通り説明します。

～Cakewalk by BandLabについて メニュー～

• Cakewalk by BandLabのインストール ダウンロード、インストールの仕方。
• デモソング再生＆設定の確認 オーディオ回りの設定をしてデモソングを聞いてみます。
• MIDI音源を鳴らしてみる ソフトシンセを起動して音を鳴らしてみます。
• パネルの表示をカスタマイズする Cakewalkのパネルの操作について。
• MIDIデータの打ち込み ピアノロールでMIDIを打ち込みする方法。
• MIDIデータの編集 ピアノロール以外のMIDIデータ編集の方法。
• 複数チャンネルの打ち込み トラック分けやマルチティンバー音源を使用する場合。
• 簡単な楽曲の打ち込み 実際にMIDIを打ち込んで楽曲製作してみます。
• ミキシングの基本操作 Cakewalkのミキシング機能の基本的な説明。
• ミキシングしてみよう 実際にミキシング作業をしてみます。
• VSTプラグインの追加 CakewalkにVSTプラグインを追加する方法。