曲が曲として成り立つには
この章では、そもそも曲はどうやって成り立っているのかを考えます。
テレビやCD、ネットなどでもしょっちゅう音楽を耳にすると思いますが、それらは何故音楽として心地よく耳に入ってくるのでしょうか。
ギターやベース、ドラムやピアノなど、各楽器があるのは知っていても、それらがなぜ使用されるのか、曲中でのそれぞれの役割は何なのか。
興味を持って音楽を聞き込んでいる人にとっては当たり前なことかもしれませんが、普段意識していないとわからないと思います。
打ち込みを上達させるには、既存の曲のコピーが一番手っ取り早いです。
しかしいきなり耳コピしろと言ってもなかなか難しいと思います。
この章では既存の曲を分析して、どういう風になっているのかを探ってみようと思います。
既存の曲と言っても著作権などがウルサイ昨今ですから、自前で曲を用意しました。
なんとなく「Midnight Blue」という曲名をつけました。
2分足らずの短い曲ですが、この曲を分析してみていきましょう。
サンプル用に作った曲ですので、割とシンプルな作りで複雑なことはしていません。
ちなみに構成は「イントロ」「Aメロ」「Bメロ」「エンディング」の4つで、Bメロがいわゆる「サビ」の部分になります。
この章の目的はあくまで各楽器の役割などを理解することです。
いきなりこの曲をコピーしろとかそういうことではないので安心してください。
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