コード入門
今まではDTMの基礎、音楽の基礎など基本的なことの解説ばかりしてきました。
ここまでの講座をきちんと理解していれば、もうDTMで簡単な曲は作れるようになっていると思います。
そろそろ作曲について、少しずつ具体的に触れていきたいと思います。
作曲をするにあたって必ず出てくるのがコード理論です。
コード理論は作曲に本当に必要なのかという意見もあると思いますが、絶対に必要ではないと思います。
しかし全くそういった知識がないままだと、限界が来るのはそう遠くないと思います。
(よっぽど才能にでも恵まれている人は別ですが)
コードの全てを理解するとか、そこまで深い知識は必要ありませんが基本的な事柄くらいはおさえておいたほうがいろいろと役に立つと思います。
コードというのは奥が深く、作曲家・アレンジャーの個性が大きく出る部分です。
また作曲だけでなく、既存曲のコピーをする上でもコードの知識は役に立ちます。
このあたりから理論の話になるので少し難しく感じるかもしれませんが、コードのさわり程度の事柄なので頑張って理解しましょう。
ちなみにこの章はあくまでコード入門なので、アレンジ技法とかは扱いません。
※
5~7章にわたって音楽理論の基礎の話になります。
打ち込みの実践的な話がほとんど無いのでDTMという感じはありません。
学校の音楽の授業程度でしか音楽理論の知識が無い人にとってはちんぷんかんぷんな事だらけだと思います。
いきなり全部を理解しようとすると挫折しかねないので、ざっと目を通す程度、なんとな~く理解できた気になる程度でかまいません。
とりあえずこういうものがあるということを頭の片隅にでも覚えておいて、後で気になることがあれば読み返すのがいいと思います。
基礎なので最終的には全部理解できるようになるのが好ましいのですが、これを理解できたからといって作曲が出来るようになるわけでもありません。
(理解できなくても作曲は可能です)
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