インストールしたソフトの初期設定

導入の次は初期設定です。
Windowsのコントロールパネルを開き、サウンドとオーディオデバイスのプロパティを開きます。
「オーディオ」タブを選択し、「MIDI音楽の再生」でMSGSになっているのをMSGS以外に設定します。
これは前ページでインストールした「asio4all」がMSGSとの相性がよくないらしく、MSGSを使う設定になっていると上手く動作しないことがあるためです。

Windowsサウンドの設定

ちなみに前ページで「MIDI Yoke」をインストールしたので、MIDIデバイスの選択肢にMSGS以外に「Out To MIDI Yoke」というのが1から8まで追加されています。
ここではあまり使わなさそうな「Out To MIDI Yoke: 8」を選択しておきました。

VISTA以降のOSをお使いの方への注意

Windows VISTA以降、サウンドの設定からMIDIの設定がなくなっています。
そのためこの設定は無視して構いません。

どうしても変更したい場合はフリーソフトで既定のMIDIデバイスを変更できます。
窓の杜 - 【REVIEW】Vistaで廃止された“MIDIマッパー”を代替する「MIDIせれくたー」

Reaperの初期設定

Reaperを起動します。
デスクトップにショートカットが作成されていると思うので、ダブルクリックで起動してください。
するとこんな感じの画面が出てきます。

Reaper起動直後

初回起動時に新しいバージョンが出ていることを知らせるメッセージが表示されますが、必要ないので左隅の「新しいバージョンをチェック」のチェックをはずしてメッセージを閉じてください。

起動したら、上部「オプション」メニューから「設定」を選択します。

Reaper設定

左メニューより「Audio」を選択します。
これはオーディオ全般の設定画面です。
右側の一番上、「停止時、またはアプリケーションが非アクティブになったらオーディオデバイスを閉じる」という設定のチェックボックスがオンになっていると思いますが、これをオフにします。

Reaper オーディオの設定

これがオンになっていると、Reaper以外の画面(Dominoやエクスプローラ等)を操作するたびにReaperのオーディオ出力が無効になってしまいます。
これだと編集しにくいばかりか、頻繁にオンオフを繰り返すと不安定になるのでオフにして、Reaperの起動中はオーディオをReaperに独占させてやります。
※この設定をオフにするとReaperの起動中は他のソフトからオーディオが使用できなくなるので注意してください。

次に、左メニューより「Device」を選択します。
これはオーディオの出力に関する設定です。
右側では以下の図のように「オーディオシステム」に「ASIO」を選択します。
すると自動で「ASIOドライバ」に「ASIO4ALL v2」が選択されます。

Reaper オーディオ出力の設定

次に左メニューの「MIDI」を選択します。
ここではMIDI信号の入出力を設定します。
DominoからのMIDI信号を受け取りたいのですが、直接Domino→ReaperとMIDI信号は送れないのでMIDI Yokeを経由して信号を受信します。
右側上部ではReaperのMIDI入力の設定で、ここでは「MIDI Yoke: 1」のみを有効にします。
全てのMIDI Yokeを有効にしてもかまいません。
下部のMIDI出力の設定は何も変更を加えません。

Reaper MIDIの設定

最後に左メニューより「External Editors」を選択します。
これはMIDIやオーディオの編集にReaperのエディターではなく、外部のエディター(Dominoとか)を使用するための設定です。
「エクステンション」に「mid」と入力します。
これはMIDIファイルの拡張子です。
次に「追加」をクリック→出てきたウィンドウの「参照」をクリック→Dominoをインストール(設置)しているフォルダに移動し、「Domino.exe」選択。
これでReaper上でMIDIを編集するとき、「既定のエディタで開く」を選択するとDominoが起動します。
(後で詳しく説明します)

Reaper 外部エディタの設定

Reaperの初期設定はこれでひとまず終わりです。
変更を加えたのは「オーディオ出力に関する設定」「ReaperでMIDIを受信するための設定」「MIDI編集時にDominoを使用するための設定」の3つだけです。
ほかにもいろいろ設定はあるので、興味のある人は調べて自分なりにカスタマイズしてみてください。

Dominoの設定

次はDominoの設定です。
今まではDominoから出力されるMIDI信号はMSGSに送信するようにしていました。
これをReaperに送信するために設定を変更します。

Dominoの環境設定を開きます。

Domino環境設定

左メニューから「MIDI-OUT」を選択し、MIDIの出力先を変更します。
ReaperにMIDI信号を送信したいのですが、直接送信することは出来ないのでMIDI Yokeを経由してReaperに信号を送ります。

Domino MIDI出力の設定

Reaper側の設定と、Domino側の設定とは同じMIDI Yokeの番号を設定してください。
ここでは「MIDI Yoke: 1」を設定しています。

また「音源定義ファイル」の欄は今まではMSGSでしたが、「GM Level1」に変更しておきます。
MSGS用の定義ファイルはMSGSを扱う場合には便利ですが、他の音源を扱うにはあまり向いていません。
ここでは汎用的に使える「GM Level1」にしました。
「GM」となっていますがGM音源以外にも使用することが出来ます。

asio4allの設定

asio4allを設定するためにはReaperを起動する必要があります。
Reaperを起動すると画面右下のタスクトレイアイコンにasio4allが表示されます。

asio4all タスクトレイアイコン

アイコンをクリックするとasio4allの設定画面が開きます。
このままだと設定項目が少ないので、右下の詳細設定ボタンをクリックします。

asio4allの設定1

詳細設定は項目がいくつかありますが、確認するところは2つ程です。
左上にサウンドカードの名前が表示されていますが、その左側にある「+」ボタンをクリックするとサウンドカードのインプットとアウトプットが表示されます。
ここに×印が付いていると何かしらのエラーが発生しています。
他のアプリケーションがオーディオを使用していないか、MSGSの設定は適切かをチェックしてください。

asio4allの設定2

今回はインプットは使わないのでオフにしています。
エラーが出ていなければ他は特に設定しなくても音は鳴ります。
しかし環境によっては音がプチプチと途切れたりノイスが乗ったりすることがあるかもしれません。
その場合は設定で「バッファサイズ」というのを大きくしてやると改善されることがあります

バッファサイズを大きくするとパソコンが音を出すまでに少し余裕が出来るのでノイズなどが解消されます。
しかし音の遅れが大きくなります。
小さくすると遅れも小さくなりますが、その分発音までの余裕がなくなりノイズが入ることもあるので、今の設定に問題があるならバッファサイズを大きくしましょう。

以上で初期設定は終了です。
MIDI Yokeは設定することはありません。
一応コントロールパネルにMIDI Yokeの設定が追加されますが、特に変更することはありません。

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